タンパク質・脂質、強力分解酵素洗浄剤
テカノーゼ

タンパク質と脂質を強力に分解する特殊酵素を配合した洗浄剤です。

酵素の寿命はとても短いものですが、長寿命と高い分解性能を持つ酵素を配合することで、長期保管、長時間の使用が可能な洗浄剤が生まれました。医療現場で磨き上げてきた実績がある確実な洗浄剤です。

生体のバイオフィルムを安全に分解することができるので、感染症対策の決定打としても期待されています。

利用用途

  • 外科用器具の洗浄

  • 手用器具の洗浄

  • 切削・研磨器具の洗浄

  • 根幹治療器具の洗浄

  • 印象体の洗浄

  • 衣類の有機物汚れ除去

  • 洗面や風呂桶のタンパク質汚れの洗浄

  • ウイルス対策

テカノーゼ90

[原液使用タイプ]

標準的な濃度で配合された洗浄剤です。付属の泡埋専用ボトルに原液のまま移してご使用ください。浸漬法の場合でも原液のままご使用ください。

洗浄廃液は自然界の微生物により99%以上分解されます。

 

[主成分]

タンパク質・脂質分解酵素および非イオン系界面活性剤・植物性抗菌剤

テカノーゼ100

[希釈タイプ]

希釈使用向けに配合された洗浄剤です。100倍に希釈して浸漬法でご使用ください。

洗浄廃液は自然界の微生物により99%以上分解されます。

[主成分]

タンパク質・脂質分解酵素および非イオン系界面活性剤・植物性抗菌剤

 

消毒・滅菌前の洗浄(一次洗浄)の大切さ

※一次洗浄=使用後の再使用器具に対する消毒・滅菌を効果的に行うために、あらかじめ生体由来のタンパク質などの有機物を除去すること。

歯科医院の感染リスクについて

1.  観血的処置の比率が高く、血液・唾液に接触する機会が多い。

2.  ほとんどが外来患者であるため、感染症の事前検査が困難。

3.  総合病院のような組織的な感染対策が困難。

歯科は、感染リスクが高いと言われますが、この理由は、「受診者のほとんどが感染症罹患の事 前検査が困難な外来

受診であること」に加えて、「観血処置が多いこと」にあります。

使用後の再使用器具等には、HBV,HCVなどの血液由来の病原微生物が混入している可能性があります。対象物にこのようなタンパク質が付着していると以下の事象が消毒・滅菌を妨げます。

① 使用後の再使用器具に付着している微生物数(初発菌数)が多い。

② タンパク質の層が消毒・滅菌を阻害する。

③ タンパク質が塩素系消毒剤や電解水の効力を減弱し、消毒を不完全にする。

④ グルタラール製剤などの高水準消毒では、タンパク質が変性し、消毒を不完全にする。

⑤ 高圧蒸気滅菌により、金属製再使用器具などの表面にタンパク質が固着(焼きジミ)し、滅菌を不完全にする。

したがって、一次洗浄の良否が再使用器具に対する感染症対策の鍵を握っているのです。

一次洗浄方法

歯科医院では、臨床現場のバック・ヤードのスタッフが、「一次洗浄」、「消毒・滅菌」、「保管」の一連の作業を担っているのが一般的です。

酵素系洗浄剤の作用機序

使用後の器具に付着している生体由来の高分子タンパク質は「疎水性」。

使用後の器具からタンパク質の除去を困難にしています。

タンパク質分解酵素は、高分子タンパク質の鎖状に連なった腕の所々を切断し、親水性の低分子タンパク質に分解することで、水撥ねが起こらない程度の緩やかな流水による除去を可能にします。

酵素系洗浄剤の効果

1.作業者が消毒対象物に触れることが少なくなるので、感染のリスクが軽減する。

2.消毒・滅菌の確実性が向上する。

3.人体に対する負荷の少ない消毒薬への転換が可能となる。

4.同じ消毒薬であっても、消毒作用時間の短縮が可能となる。

5.消毒・滅菌後の夾雑物として有機物等の付着が無くなり、

   刃物類が切れなくなる、鋏類が動き難くなる等の弊害が低減する。

酵素系洗浄剤の難点と解消方法

現在、医科・歯科界で流通しているタンパク質分解酵素系洗浄剤の一般的な使用法は「浸漬法」。

しかし、殺菌作用が無い酵素槽内は、反復使用により微生物汚染が濃縮されると考えられます。

その難点の解消方法は洗浄物ごとの調製液の交換が理想的ですが、コスト面で非現実的であり、環境負荷面でも好ましくありません。

そこで最適な方法が泡埋洗浄法になります。

泡埋洗浄法

<泡埋洗浄法による器具洗浄>

バスケットに使用後の器具を入れて、「テカノーゼ90」の泡で器具類を包みます。

泡の消失後に水洗の上、通法通り滅菌します。

<包埋洗浄方による専用保管ケース洗浄>

バスケットやシンクに使用後の専用保管ケースを入れて、テカノーゼ90の泡で包み、

泡の消失後に水洗の上、通法通り滅菌します。

<泡埋洗浄法による印象体の洗浄>

水洗による印象体kらの有機物の除去は困難であり、流水化での洗浄による水ハネは汚染を周辺環境に拡散する恐れがあります。血液等の付着が顕著な場合は弱いシャワーで落としてください。

印象体の洗浄は泡埋洗浄法により行い、水洗後には印象体専用除菌剤を用います。

※ユニフォームの部分汚染に対する包埋洗浄法の応用※

血液等の付着が視認できる場合は包埋洗浄を行います。

泡の消失後、グローブを装着のうえ、部分手洗いを行います。

その他の一次洗浄法

◎超音波洗浄併用法
◎浸漬洗浄方法

検証

他社競合比較実験

タンパク質(ゼラチン[変性タンパク質]皮膜の分解実験

適用事例

株式会社トレスバイオ研究所

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